猫砂のおすすめ!エバークリーン(Ever Clean)を実際に使ってみた感想レポ
猫飼い歴20年超、フードと同じく猫砂も色々な種類を試してきました。
おなじみの鉱物系から木製のチップ(ペレット)、紙製、臭わない、飛び散らない、固まる力2倍…etc. 色々試してみたものの、どれも「コレ!」というビビッと感がなく、「猫砂って結局は捨てるものだし」という結論になっておなじみの鉱物系猫砂を使いづけていました。20年以上…。そんな私たちの「猫砂感」を一掃してくれたのがこの「エバークリーン!」。
本日は猫飼い歴20年の私たちが素材感、使用感に感動したエバークリーンのメリットとデメリットについてレポートしてみます。
エバークリーンのパッケージ
エバークリーンはオランダ原産国です。袋ではなく、箱に入っています。この辺り、輸送を考えてでしょうか。硬めの箱で
昔の洗濯用洗剤のようなパッケージです。(ある一定の年齢以上の方にしかわからないと思います。すみません。)
肝心の砂はどこから出すかというと、箱の横にミシン目の切り口があり、それを点線に沿って開けていきます。
はっきり言って『パッケージより中身で勝負!』と言わんばかりの大雑把なパッケージ。
案の定、箱開けに失敗しました。
6L(約6キロ)入っているのでそれなり重く、箱には持ち手がついています。が、パッケージの開け口から想像して、持ち手の強度の信用は期待出来ないと思います。
エバークリーンの砂質
「えっ?おすすめの猫砂じゃないの?」と言うくらいマイナス面ばかりお伝えしていますが、ここからが本番です。
エバークリーンは鉱物系ベントナイトが原料となっています。
鳥取砂丘の砂のように細かくてサラッサラです。(←行ったことないけど。)
ふかふかした感じで、手を入れると滑らかで軽やか。
これまで使っていた粒の大きい鉱物系砂とはスコップを入れた瞬間、明らかに違いがわかると思います。
この感触、きっと猫さんにも喜んでもらえるはず…。かしら?。
猫の問題行動の一つ、トイレ以外のところで粗相をしてしまう原因の大多数はトイレと猫砂。もし、そのような行動があった時には猫砂を変えてみるのもいいかもしれません。
<猫がトイレ以外のところで粗相をしてしまう原因のレポートはこちらから>
エバークリーンの固まる力
多くの猫飼いさんの猫砂選びのポイント、「どんなふうに固まるか?」について。
固まる力が弱いと→スコップで取り出すときに崩れる→汚れていない砂と用済みの砂が交わる→砂全体が臭くなる→臭いのが嫌だからと多めに拾い集める→猫砂の消費がハンパない→ゴミ出しの時、重い。
猫砂あるあるですね。
さて、エバークリーンの固まる力を実験してみました!
その前におことわりしておきますが、固まる力の実験は『お水』を使用しています。写真にコチロが映っていますが、この子はエバークリーンが大好きで「ナニナニ?」と寄ってきているだけです(笑)
エバークリーンにお水を注いでみました。わかりますか?頂上にお水を流し込んだ時の穴ができています。お水は50ccほど入れたら瞬時に固まりました。
でもこれではよくわからないので固まったところだけを取り出してみます。
しっかり固まっています。もちろん成形したりしていません。固まった猫砂と固まっていない猫砂の部分を分けただけ。
全く混じりあっていません。そして手で持っても全く崩れません。
これなら猫が用を足した後に塊をうっかり掻いてしまっても大丈夫そうです。エバークリーン(Ever Clean)という商品名にも納得です。この汚れたところだけが分離してしっかり固まる力がこの猫砂をおすすめする理由なんです。
取り出した後の猫砂。砂はサラサラのまま。スゴイ!
そして、原材料のベントナイトの他、活性炭が入っていますので固まった後の臭い問題も解決できそうです。
香料入りと無香料がありますが、当然無香料をおすすめします。
エバークリーンのデメリット
まず、価格が高い!エバークリーンは6L=2,860円(税込)。
普通の猫砂の約3〜4倍の価格をどう見るか…?ですね。ただし、普通の猫砂より用を足したところだけを取り出せて無駄がないので減りは遅いと思います。
次に、ゴミ出し問題。自治体によっては鉱物系の猫砂は一般の燃えないゴミとしているところがあるようなので、お住いの自治体に確認が必要です。ちなみに世田谷区は燃えるゴミ扱いでした。
最後に、飛び散り問題。猫砂の飛び散りはある意味どの種類でも避けられませんが、エバークリーンも細かくて軽いサラサラの砂ですからやはり飛び散ります。
ただし、トイレの前にこのようなマットを敷くことで猫砂飛び散り問題は大幅に解消されると思います。
猫ハウスでは、マキタのコードレス掃除機を使用していますが普通の猫砂より細かいためか砂の逆戻りもありません。今のところ。
おすすめの猫砂、エバークリーンのまとめ
ねこハウスでは全てのトイレをエバークリーンにしているわけではありません。これまでの猫砂が良い派の猫にはそちらが使えるようトイレの数の半分は従来砂、残りをエバークリーンにしています。結果、エバークリーンを使う猫は9匹中7匹。
もちろん、猫さんのお好みもあるかと思いますし、パッケージや価格、ゴミ出し問題、砂の飛び散り問題など沢山のデメリットがあるものの、それをはるかに凌ぐ使用感、素材感、猫の支持率に感動したので今回おすすめの猫砂ということでレポートしてみました。
今お使いの猫砂がどうもピンときていない猫飼いさんのお役に立てましたら幸いです。
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レポートした「エバークリーン」は222オンラインショップでも購入出来ます。
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