子猫の軟便と下痢についての原因と対策を考えてみよう
まだ消化機能が十分でない子猫はすぐにお腹を壊してしまいます。
ここでは実際にしらたま店長にもあった事も交えて考えていきたいと思います。
まずは軟便なのか、下痢なのかウンチをしっかりチェック
軟便の場合は色々と様子を見ながら改善策を探していくので良いと思いますが水溶性の下痢の場合は、子猫の体力や脱水が心配なのでまずは動物病院に行って診察をしてもらってください。
しらたま店長の場合は粉状の下痢止めの薬を処方してもらってご飯にかける方法で2〜3日でひとまず下痢は改善しました。
病院によって処方される薬は違うと思いますが、チーズ味の薬でしたので問題なく綺麗に毎回食べていました。
さて、ウンチは普通の硬さに戻りましたがこれは薬で一時的なものなのでこの間に原因を考えていかなければいけません。
ドライフードの見直しをしてみよう
これは別にそのフードが悪いというわけではなく、色々な意味でその子猫にあっていない可能性があります。
穀類が原因の場合
ドライフードに含まれている穀類があっていない場合は、グレインフリーのキトン フードに切り替えることによって改善されます。ただ、ずっと同じフードを食べていて今までは大丈夫だった、という場合は穀類が原因ではないかもしれません。
栄養素のバランスが高すぎる場合
子猫の時期でも生後4ヶ月までの前期と12ヶ月までの後期に分かれています。生後4ヶ月までは内臓器官も体も毎日成長していくのでたくさんの栄養が必要ですが、4ヶ月を過ぎると消化能力も成猫と同じになりますので、あとは骨格形成や筋肉の成長な栄養素だけで大丈夫になります。フードを変えずに量を減らす方法もありますが、まだまだ食べ盛りなので思い切ってフードを変えて様子を見てみましょう。
キトン フードの中には特に腸内環境を整えることに力を入れているフードもあります。
1日の食事回数を減らして腸を休める時間を作りましょう
腸を休める時間を作りましょう
子猫時代の前期は食べる・遊ぶ・寝るをひたすら繰り返すので、授乳期と同じように目が覚めたらご飯を与える方法が一般的だと思います。しらたま店長も最初の頃は1日6回に分けて食事を与えていました。ただ、生後4ヶ月以降になると常に腸が活動している状態が続くと負担になり下痢をすることが良くあるそうです。成猫の場合は単純に1回食事を抜くと正常なウンチになるそうですが、子猫の場合は貯蓄能力があまり高くないので、1日の食事総量を変えずに回数を減らしてみましょう。現在生後6ヶ月のしらたま店長は1日3回になっています。ゆくゆくは他の猫と同じ1日2回に切り替える予定です。
置きエサは可能な場合はやめましょう
置きエサはこの理由から、あまりお勧めはできませんので可能であればやめた方が良いと思います。大人になってからも食事に対する興味や意欲が薄れる原因にもなります。
単純に水分の取りすぎかもしれません
ウェットフードは猫にとって必要な水分摂取手段です。また、子猫の時から色々なタイプのフードを食べておくと将来好き嫌いがなくなるので、しらたま店長もキトン のウェットは毎日日替わりで3種類のローテーションをしています。ただ、ウェットフードだけを与えていて、お水もよく飲む場合、水分の摂取量が多く、おしっこだけでは排出できずに下痢を引き起こす原因にもなります。ウェットフード6に対してドライフード4が猫に適した黄金比と言われています。
腸の強い体質になるようサプリメントを使ってみよう
乳酸菌が含まれるサプリメント
腸内環境を整える手段としてサプリメントは有効だと思います。薬ではないので即効性はないですが長く続けることで決してマイナスにはならないはずです。EC-12(乳酸菌)は人由来の乳酸菌です。私たちの腸内にもいて、非常に優しく有用菌に多大な影響を与える事が証明されています。免疫力のサポートと腸内環境を健康に維持する働きがあります。
ラクトフェリンが含まれるサプリメント
乳酸菌の他にラクトフェリンが配合されているサプリメントがお勧めです。ラクトフェリンとは人間を含む全ての哺乳動物の出産直後の初乳に多量に含まれているタンパク質です。生まれたばかりの無防備な赤ちゃんの免疫力を維持させる働きで知られています。
両方が含まれているバリアサプリ
バリアサプリにはこの他にもアガリクス茸エキスも入っています。サプリメントの形状は粉状なので、ウェットフードにかけたりミルクにしたりすることができて便利です。
お客様からもご相談が多い、子猫の下痢についてまとめてみましたが、実際にしらたま店長や他のニャンズ達の下痢の原因にもなっていたことでしたので、参考にしていただければ幸いです。
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